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[ 機械 ]
(2016/11/21 05:00)
工作機械各社が人工知能(AI)やビッグデータ(大量データ)分析をもとに、機械の部品が壊れる兆候をつかみ「壊れる寸前に直す」保全のソリューション展開に乗り出す。工作機械の稼働停止を予知して未然に防ぐ保全は、あらゆるモノがつながる次世代工場「スマートファクトリー」実現のカギを握る。各社は工作機械や周辺機器の高度化で、機械の保全作業の効率化と精度向上を図り、スマートファクトリーの普及を推進する。
オークマは工作機械の保全支援ソリューション「メンテナンス・スイート」を2017年3月にも始める。新型コンピューター数値制御(CNC)装置に搭載するAI「OSP―AI」を活用し、送り軸(工具に送り運動を与える軸)の状態を診断して異常を検知する機能を加える。また、工具交換時期など保全項目の管理をCNC装置のほか、ネット接続するコンピューターで集中管理もできるようにする。
ジェイテクトは研削盤での加工時に...
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(2016/11/21 05:00)
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