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[ エレクトロニクス ]
(2016/12/1 05:00)
ソニーは海外拠点で新規事業創出に乗り出す。第1弾として欧州を対象とする事業創出部門を、スウェーデンの拠点に立ち上げ、活動を始めた。日本とは異なる視点で、多様性を生かした新規事業の創出を狙う。今後は日本チームとの連携や、他の国への展開を進める予定。将来の事業の柱となる新事業の発掘を全世界で加速する。
ソニーは新規事業創出プログラム「シード・アクセラレーション・プログラム(SAP)」を2014年に日本で開始した。すでに電子マネー機能をもつ腕時計や小型電子タグなどを製品化している。この取り組みを海外にも広げる。
SAPは現場から事業化アイデアを吸い上げ、3カ月に1回実施する「SAPオーディション」で社内外の審査員が評価。合格したアイデアのみが事業化検証プロジェクトに移行する。事業化した案件は将来、売上高1000億円以上の規模に育てることを目指す。
研究開発部門を抱えるスウェーデン・ルン...
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(2016/12/1 05:00)
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