- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2016/12/7 05:00)
日産自動車は6日、小型車「ノート=写真」が11月の国内販売で最も売れた車となったと発表した。日産車が月販トップになるのは6代目「サニー」以来30年ぶり。日産の国内シェアの低迷が続いており、ノートの人気がどれくらい持続するか注目されそうだ。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)が6日発表した11月の車名別新車販売によると、日産自動車の小型車「ノート」が前年同月比2・4倍の1万5784台売れた。2位のホンダの軽自動車「N―BOX」を約1000台上回り首位となった。ノートは2005年に初代を発売。今は2代目でノートが月間首位になるのは初めて。
今回のノートは新駆動方式「eパワー」を搭載したグレードを追加して11月2日に発売。eパワーの搭載率は8割となっている。星野朝子専務執行役員は「大変喜ばしく誇りに思う。技術の日産を高く評価していただけた証と自負している」とのコメントを発表した。
トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」は10月首位だったが3位に転落。ダイハツ工業の軽「ムーヴ」、トヨタの小型HV「アクア」と続いた。ホンダの小型ミニバン「フリード」が10月の9位から7位に浮上した。上位10位はHV設定車と軽自動車が占めた。日産のミニバン「セレナ」は10月の5位から11位に転落した。
(2016/12/7 05:00)