[ 金融・商況 ]
(2016/12/10 05:00)
ベンチャーキャピタル(VC)のグローバル・ブレイン(東京都渋谷区、百合本安彦社長、03・6362・5700)は9日、革新的ICTベンチャーの創出・支援を目指すファンドを立ち上げたと発表した。運用総額200億円程度の「グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合」で、戦略的有限責任組合員(LP)出資者として、クールジャパン機構、JTB、三井住友銀行が参加する。
さらに、同ファンドのLP出資者に名を連ねているのは、住友林業、電通国際情報サービス、KODENホールディングス、KDDIのコーポレートベンチャーファンド「KDDIオープンイノベーションファンド」といった企業や大学、海外機関投資家など。初回の募集期限(ファーストクローズ)を12月末とし、約150億円で運用を開始。17年6月末に上限の200億円で最終クローズする。運用期間は26年11月末までの10年間。
(2016/12/10 05:00)