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[ 化学・金属・繊維 ]
(2016/12/22 05:00)
【仙台】新東北化学工業(仙台市青葉区、松本浩社長、022・225・2724)は約7億円を投じ、鉱山から採掘した天然ゼオライトを粉砕・成形・加工する新工場(同市青葉区)を建設する。既存工場の3棟を集約する。ゼオライトを使ったネコのトイレ用砂の受注が増えているためで、原料となるゼオライト成形品の生産を現在の2倍に当たる年産2万トンに増やす。2017年10月に稼働する計画だ。
新東北化学工業が新工場建屋を建設するのは、1963年の会社設立以来54年ぶりとなる。新工場の敷地面積は約1万平方メートルで、建物面積は約2300平方メートル。同社が所有する工場敷地内に新設する。
現在は合計で3600平方メートルの工場3棟を展開し、ゼオライト成形ラインを1本持つ。新工場はこれを2ラインに増強し、生産を新工場に集約する。生産効率を上げるとともに、新生産設備の導入により、ゼオライトの乾燥工程で約20%の省電...
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(2016/12/22 05:00)
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