[ ICT ]
(2017/1/5 11:30)
(ブルームバーグ)米アルファベット傘下のグーグルは4日、ドイツ高級車メーカーのBMWおよび米アパレル小売りのギャップとの間で、3次元スキャンプロジェクト「タンゴ」の技術を利用する新たな提携で合意したと発表した。仮想現実(VR)アプリを使い、買い物客が自宅を離れずにウインドーショッピングを楽しむことができる。
大ヒットした「ポケモンGO」と同様にモバイル機器のカメラやセンサーを使い、現実の空間にコンピューターグラフィックス(CG)のデジタル画像を重ねる拡張現実(AR)の技術を応用する。ラスベガスの国際家電見本市コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)開催に伴い発表された。
BMWはグーグルと共にスマホ画面で電気自動車「i3」やスポーツカー「i8」をディスプレーする新たなアプリの実用試験を行う。ユーザーは自動車の周りを歩いたり、私道やガレージ内に実物大の車を配置したりできるほか、色やトリム(装飾品)も高画質で選択できるようになるという。
原題: Google Moves Into Augmented Reality Shopping With BMW, Gap(抜粋)
(2017/1/5 11:30)