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(2017/1/6 05:00)
日刊工業新聞社が7日発売する「プレス技術2月号」は板鍛造を高度化する要素技術を特集する。基本的な板鍛造の加工メカニズムを踏まえ、プレス機械、金型、型材、コーティング、シミュレーションなど各要素解説を通じて技術の全体像を提示し、後加工を不要にするネットシェイプに向けた板鍛造技術のヒントを提供する。
特集では板鍛造の近年の技術動向と特徴的な加工事例を取り上げる。総論では大島清次郎アプト技研代表による「板鍛造加工を深める視点」で、材料や周辺機器への配慮に加え、事業に結び付けるための課題と着眼点を指摘する。
要素解説では代表的メーカーによる最新技術の概要と適用例などを紹介し、高度化への効果的な活用法とノウハウを解説する。板鍛造は切削などからの工法転換によって大幅なコストダウンや付加価値向上が見込めるほか、増肉加工やシャープなエッジ、凹凸形状の付与などが実現できるといった特徴がある。
市場分野は電気・エレクトロニクス関連の小型部品から自動車向けの中・大型部品にまで広がっている。
(2017/1/6 05:00)