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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/1/16 05:00)
三井物産はグループの物流事業を再編する。4月1日付で国内物流と国際輸送の子会社2社を統合し、新会社「三井物産グローバルロジスティクス(MGL)」を設立する。国内外の物流機能を1社に集約して、顧客の海外物流需要を取り込む。リースや保険など三井物産傘下のほかの事業会社とも連携してサービスの高付加価値化も図る。
国内消費財向け物流事業が主力のトライネット・ロジスティクス(TNL、東京都中央区)を存続会社とし、国際一貫輸送を手がけるトライネット(TNJ、東京都千代田区)を吸収合併する。両社を単純合算した売上高は676億円(2016年3月期)。不採算事業の整理などで一旦売上高は減るものの、MGLとして20年3月期に635億円を目指す。
TNLが強みとする多品種少量に対応する流通加工や配送と、TNJの国際輸送のノウハウを組み合わせたサービスを提供。顧客企業が多く進出する中国や東南アジアを重点地域と...
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(2017/1/16 05:00)
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