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[ 科学技術・大学 ]
(2017/1/24 05:00)
産業技術総合研究所と東北大学は、物理的な原理と人工知能(AI)を組み合わせ、難易度が増している素材開発の限界を突破する試みを4月に始める。専任の研究者を約25人に倍増して研究活動を本格化し、6月をめどに連携企業も決定。現状の材料開発は、偶然の発見や長年の勘など研究者の暗黙知に頼る面がある。今回の研究では、物理法則に基づく因果関係を踏まえつつ、構造と機能の関連性を見いだすのが得意なAIを組み合わせ、新素材の機能解明を目指す。
25日に東京都内でキックオフイベントを開く。先端の数理解析により、無秩序に見える構造に秩序を見いだしたり、2次元画像を3次元に復元したりする研究テーマを企業に紹介。全固体電池や省エネルギー性の高い半導体、ナノ炭素材料など幅広い応用先を想定する。
新素材の開発では、ある化合物が目的の機能を持つことを偶然に発見する例も少なくない。一方、ひたすら大量のデータを集め、AIの処...
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(2017/1/24 05:00)
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