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[ エレクトロニクス ]
(2017/1/30 05:00)
東芝は英国の原子力発電プロジェクトの見直しに着手した。EPC(設計・調達・建設工事)による受注方針を転換し、機器供給に特化する方向で調整する。また原発の発注元で東芝が出資する電力会社の経営権を手放す案なども検討するとみられる。プロジェクトへの関与を抑え、将来の損失リスクを低減する。一方、日英両政府は2016年12月に原子力分野での包括的協力で基本合意しており、東芝のプロジェクト見直し議論に影響を与えそうだ。
東芝は米原発事業で7000億円規模の損失が発生する可能性がある。今後の再発防止策として原発の海外事業を縮小する方針を27日に示した。
英国で東芝は60%を出資する電力会社「ニュージェネレーション(ニュージェン)」を通じ、同国中部のムーアサイドで2024年に原発を稼働させる計画。ニュージェンが18年に最終的な投資判断を下し、計3基の原発を、東芝や原子力子会社の米ウエスチングハウス(W...
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(2017/1/30 05:00)
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