[ 自動車・輸送機 ]

エイチワン、超ハイテン材部品量産−3DQ技術で適用車種拡大、軽量化などに貢献

(2017/2/14 05:00)

エイチワンは引っ張り強度1470メガパスカルの超高張力鋼板(超ハイテン)材を使った自動車部品の量産化技術を今後数年以内に確立させる。さらに、3次元熱間曲げ焼き入れ(3DQ)技術で角形鋼管を車体骨格部品に加工する設備を改良し、より多くの車種向けに適用できるようにする。強度の高い製品の製造技術を完成させることで、車のさらなる軽量化と燃費向上に貢献する。2017年度の研究開発費は16年度とほぼ同等の約17億円に設定する方針。

エイチワンは現在、引っ張り強度780メガパスカルや同980メガパスカルのハイテン材を加工し自動車の骨格部品を作りあげる技術を確立している。超ハイテン材に関して、現在は鉄鋼メーカーの提供する試作材での成形技術はすでに開発済み。

ただ「成形後のカットや穴開けなどの面がまだ仕上がっていないし、実際の車に搭載されるようになるには、試作材ではなく量産材を用いなければ見合わない...

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(2017/2/14 05:00)

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