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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/2/15 05:00)
協和発酵バイオ(東京都千代田区、小谷近之社長、03・5205・7300)は、タイでアミノ酸の生産能力を倍増する。約50億円を投じて、2018年5月に現地子会社の工場敷地内に製造棟を新設する。従来、タイでは工業用アミノ酸を生産してきたが、新棟の稼働後は医療用の中間製品もつくれるようになる。国内製造品目の一部をタイへ移管して生産効率を高め、為替リスクも低減する。
タイ子会社のタイ・キョウワ・バイオテクノロジーズ(TKB、ラヨン県)に新棟を建設する。商用生産開始時期は明らかにしていないが、20―21年とみられる。TKBの年産能力は2200トンで、新棟稼働後は約2倍になる見通し。
新棟稼働後は医薬品用アミノ酸の中間製品である粗結晶も製造可能となる。輸液向けなど、比較的生産量が多くコスト要求が厳しい中間製品の生産を山口事業所(山口県防府市、同宇部市)からTKBへ移す。ただ、最終精製は日本や中国で...
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(2017/2/15 05:00)
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