【電子版】探査機の名称「ソラト」に決定、初の月面レースに挑む日本チーム

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  世界初の民間月面探査レースに挑む日本チームの探査機「ＳＯＲＡＴＯ（ソラト）」＝２１日、東京都江東区の日本科学未来館（時事）

世界初の民間月面探査レースに日本から唯一参加する産学合同チーム「ＨＡＫＵＴＯ（ハクト）」は２１日、探査機の名称を「ＳＯＲＡＴＯ（ソラト）」に決めたと発表した。一般から寄せられた３万７０００件の候補から選定。月のウサギの伝説にちなみ、宙（そら）に飛び立つウサギをイメージした。インドから１２月２８日に打ち上げられる。

レースのスポンサーは米検索大手グーグル。２０１７年末までにロケットを打ち上げ、月面を走り、撮影した画像や動画を地球に送るスピードを競う。優勝賞金は２０００万ドル（約２３億円）。１６あった参加チームは、今年に入り５チームに絞られた。ハクトの袴田武史代表は「９合目まで来た。十分優勝できる」と述べた。（時事）