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[ 科学技術・大学 ]
(2017/2/24 05:00)
地球外生命体はいるのか…。米航空宇宙局(NASA)は日本時間23日、地球から39光年(1光年は光が1年間に進む距離で9兆4600億キロメートル)離れた場所にある恒星の周りに、七つの地球サイズの惑星を発見したと発表した。見つかったのは赤色矮星(わいせい)「トラピスト―1」を回る7個の惑星で、そのうち3個は「生命居住可能領域」(ハビタブルゾーン)に位置し、生命に必要な液体の水が存在する可能性を示した。
7個の惑星はNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡などで観測した。一つの恒星の周りに7個も地球サイズの惑星を発見した例は珍しい。成果は英科学誌ネイチャーに掲載された。
NASAは事前に太陽系外惑星に関する重大発表をすると予告。ネット上では「地球と同じような酸素を含む大気を持つ星があるのか」「宇宙人の存在が発表されるのでは」など盛り上がりをみせていた。今後、地球外生命体の発見や人類の移住などに向けた探査への期待が高まりそうだ。
(2017/2/24 05:00)
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