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[ 科学技術・大学 ]
(2017/3/1 05:00)
京都大学大学院情報学研究科の梅野健教授らは、地震の規模を示すマグニチュード(M)7以上の内陸直下型地震の発生を、地球上空にある「電離圏」の異常から予測する手法を開発した。2016年4月に発生した熊本地震において、複数の全地球測位システム(GPS)衛星観測局を利用し、地震発生1時間前から発生直前にかけ電離圏の電子数が大きく変動している様子をとらえた。大型地震の予測手法の開発が期待される。
成果は28日の米科学誌ジャーナル・オブ・ジオフィジカル・リサーチ・スペース・フィジックスに掲載された。
(2017/3/1 05:00)
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