[ ロボット ]
(2017/3/3 05:00)
三菱電機は2日、産業用ロボットの新シリーズ「メルファFRシリーズ」266機種を31日に発売すると発表した。コントローラーの制御周期を従来比で2分の1にするなど、基本性能を向上。また、センサー類など周辺機器との連携も強化し、より高度なシステムを構築できるようにした。可搬質量2キロ―20キログラムの機種をラインアップ。年間1万台の販売を目指す。
新ASIC(特定用途向け集積回路)の採用により制御周期を改善し、生産性向上を可能にした。本体の動作のほか、後付けする力覚センサーの制御周期も同2分の1に短縮。組み立てや加工などの品質を高められる。
安全オプションとの組み合わせにより、非常時に自動で減速・停止するシステムも構築できる。利用することで、人とロボットの協働などが可能になる。
6軸垂直多関節型は152機種、4軸水平多関節(スカラ)型は108機種、4軸天つり型は6機種を用意する。
(2017/3/3 05:00)
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