[ 新製品 ]
(2017/3/8 05:00)
大日本印刷(DNP)とNTTコミュニケーションズ(NTTコム)は7日、写真や絵に動きを与える光投映技術「変幻灯」を活用した販売促進(POP)広告を開発し発売したと発表した。ろうそくの炎の揺れや人物の表情の変化などを広告上で演出できる。価格はPOP広告制作費や変幻灯の映像制作費を含めて、19万8000円(消費税抜き)から。
NTTコムは独自開発のソフトウエア技術を提供して、DNPが販売を行う。2020年度までに1万台以上の販売を目指す。
変幻灯はポスターやボードなどに印刷された絵柄に合わせ、映像を投映する。これにより静止画が動画のように動いて見えるという。印刷画像をカメラで撮影し、その絵柄に合った動きのモノクロ映像データを専用ソフトで制作する。
商業施設など多くの人が集まる施設向けに提供する。ポスターやボードに動きを与えることにより、来店者らの関心を集めて販促につなげる。
また、センサーを取り付けることで、手の動きに合わせて静止画が動くような視覚効果を付与することもできる。
(2017/3/8 05:00)