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[ ICT ]
(2017/3/13 05:00)
NECは2017年度中に、人工知能(AI)ソフトウエアを北米に投入する。業務システムで広く使われるリレーショナルデータベース(RDB)から、予測モデルをAIで自動生成する独自技術を汎用プラットフォームで提供する。データサイエンティストと同等の分析を導入企業が自社で完全自動でできる。順次、世界展開し、数年後に売上高1000億円を目指す。米IBMや独SAPが強い業務システム分野に独自技術で参入する。
提供するAIプラットフォームは、NECの研究所が開発した「予測分析自動化技術」が中核となる。予測モデルをAIで完全自動で生成するのは、世界でも珍しい。まずは北米の金融、通信、流通の3業種を対象に、顧客を開拓する。
予測分析自動化技術はデータ項目の抽出から最適な予測モデルの作製までを人手を介さずにできる。人手を介さない利点を生かし、生産や経営に関わる機密性の高いデータの分析需要を取り込む。
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(2017/3/13 05:00)
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