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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/3/17 05:00)
いすゞ自動車はトラックにかかる負荷を部品単位で把握して中古車の査定精度を高める。エンジンや変速機など部品の稼働状況を遠隔で監視し、車両に蓄積される“生涯負荷”を把握する。中古車を走行距離などから査定する従来の方法に加え、各部品の負荷情報を活用する。部品の生涯負荷情報は、中古車を再販するか廃棄するかの判断にも生かせる見込み。資源を有効活用する上で、環境に配慮した取り組みとしても注目されそうだ。
いすゞは2015年に大型トラックを21年ぶりに全面改良し、テレマティクスを標準装備した。このシステムを用い、エンジン回転数など基幹部品の稼働状況や、アクセルやハンドル操作などの運転情報を収集。アクセルやブレーキの踏み具合などからエンジンや変速機にかかる負荷を時系列で把握し、中古車の査定に役立てる。
例えば重い荷物を長距離輸送する回数が多いトラックでは、1回の輸送で車両やエンジンにかかる負担は大きく...
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(2017/3/17 05:00)
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