[ ICT ]
(2017/3/22 05:00)
【ニューヨーク=時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は20日、ソフトバンクグループが、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の開発者が創業したベンチャーへの投資を取りやめたと報じた。アップルへの配慮が一因としている。
WSJが複数の関係者の話として伝えたところでは、ソフトバンクはアンドロイドの生みの親であるアンディ・ルービン氏率いる米エッセンシャル・プロダクツ社に1億ドル(約113億円)を投資する計画だった。ソフトバンクの孫正義社長は、エッセンシャル社が今春に発売予定の高機能スマートフォンについて、日本での販売を支援することも約束していたとされる。
しかし、ソフトバンクがIT分野への投資を目的に近く設立する10兆円規模のファンドにアップルが出資することが決まり、スマホ分野で同社と競合するエッセンシャルへの投資が難しくなったという。
(2017/3/22 05:00)
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