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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/3/24 05:00)
竹中工務店は年内をめどに、人が集まる場所や施設における人の流れを、AI(人工知能)を使って予測するシステムを開発する。人流を予測できれば、集客人数や動線に合わせた対応やサービスが可能。ビル管理システムと連動させれば、空調や照明など効果的な建物運用ができる。将来は人流データを建物設計や街づくりに反映させる考え。
竹中工務店は東京本店(東京都江東区)内にある公益財団法人のギャラリーで、来場者の人流を6月から実証する。年内にプロトタイプを開発する予定。
ギャラリー内に人の動きを検知できるレーザーセンサーを設置。人の流れのデータを集め、そのデータを基にAIで来場者数やギャラリー内での滞留場所などを予測する。
予測と実際の結果を比べ、時間帯や展示物のレイアウトなどによる来場者数の変化を分析。改善点をギャラリーに反映して再び予測するという工程を繰り返して、AIによる予測精度を高める。
人流を予...
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(2017/3/24 05:00)
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