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[ トピックス ]
(2017/4/7 05:00)
各地でサクラが満開を迎えている。花見酒の定番と言えばビールだが、最近は需要が缶チューハイやワインなどに流れているとの指摘もある。訪日外国人客の急増で膨らむ“花見市場”に関心を寄せるのは、ビールメーカーばかりではない。飲料や乳業、食品メーカーも需要取り込みに意欲をみせている。(編集委員・嶋田歩)
訪日外国人増―食品業界、需要取り込め
【仕掛けに工夫】
日本人が古代から親しんできたサクラの花見の季節は、ビールメーカーや飲料・食品メーカーにとって稼ぎ時。さらに近年は訪日外国人客の観光の目玉として人気を集めている。観光庁によると、2016年4月の訪日外国人数は208万1697人で、夏休みの7月(229万6451人)、中国の国慶節がある10月に続き年間3位(213万5905人)。また、16年の訪日外国人客の旅行消費額を見る...
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(2017/4/7 05:00)
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