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(2017/4/11 05:00)
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■解説:20年までに自動ブレーキ9割超へ 国交・経産省が指針 (4/4)
世界の先進国に先駆けて少子高齢社会に突入した日本。そのためか、このところ高齢ドライバーによる交通事故が後を絶たない。中には自動ブレーキ搭載車であれば、事故を防げたようなケースもあるだろう。もちろん自動ブレーキへの過信は禁物とはいえ、交通事故軽減に一定の効果を果たしているのは確かだ。新型車への搭載が義務付けられれば、交通事故防止や事故での被害軽減が期待される。ただ、本格普及を目指すのであれば、車体価格が多少割高になるため、自動車保険の保険料割引に加えて、行政による金銭的な支援、あるいは減税といった措置も必要なのではないか。
自動車分野で現在注目の研究開発に自動運転がある。ただ、その実用化までには時間がかかるうえ、当面は高嶺の花だろう。とりあえずは価格も手ごろな自動ブレーキで世界に安心・安全文化を広げるとともに、日本車の国際競争力につながれば、こんなに素晴らしいことはない。
(2017/4/11 05:00)