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(2017/4/4 05:00)
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3位 航空機部品参入の「参考書」、経産省と重工各社が共同作成
4位 北海道中小8社など、釧路で寒冷地仕様EV試走-観光活用PR
5位 東芝、半導体メモリー事業売却-きょう1次入札締め切り、資金確保険しい道のり
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8位 旭化成、セパレーター生産能力1.5倍 EV拡大で150億円投じ新棟
9位 阪大、出力100W級高輝度青色半導体レーザーを開発-純銅も高品質加工
10位 東芝、当期赤字1兆円の見通し 国内製造業で過去最大額
■解説:NTTドコモ、医療ITベンチャーに出資 2社へ数億円(3/29)
スマートフォンが普及し、生活情報インフラとして定着する一方で、スマートウオッチなどのウエラブル端末はかつての期待とは裏腹に、それほど浸透しているようには見えない。アップルウオッチを愛用するテクノロジー分野の投資家によれば、「まだキラーアプリが登場していない」ことが大きな理由のようだ。それでも医療・ヘルスケア関連がウエアラブルのもっとも有望な応用の一つになるのは確実だろう。どんな人でも健康に対する関心は高いうえ、ウエアラブル端末は文字通り、肌に着けてデータを収集できるからだ。
着るウエアラブルでは、東レとNTTが共同開発した機能素材「hitoe(ヒトエ)」のようなユニークな製品もある。着用するだけで生体情報の連続計測が可能になるため、ヘルスケアやスポーツなどへの応用が進みそう。工場や作業現場での体調管理にも役立ちそうだ。素材という日本が強みを持つ分野と最先端の情報通信技術(ICT)とを組み合わせた、意外な製品の先行きに注目したい。
(2017/4/4 05:00)