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[ 化学・金属・繊維 ]
(2017/4/25 05:00)
三菱ケミカルは2020年度までに本社スタッフを中心に残業を大幅に減らす。社内会議の半減などで本来業務に集中することで、生産性を現状比20%向上させる。4月の発足を機に従来の業務の流れを見直す。世界経済の不確実性が高まる中、持続的な成長を目指す上で新規事業創出やグローバル展開などの経営課題が山積みだ。社員の能力最大化や優秀人材の確保のためには抜本的な働き方改革が必要となる。
三菱ケミカルはまず本社と国内の研究所、工場などで働き方改革を実行する。17年度上期中に各所へ周知徹底して、同下期から本格始動させる。国内従業員は約1万3000人で、本社勤務はそのうち1割強だ。
社内会議について回数や時間、参加者の半減を目指す。資料作成を含めた会議関連の業務が本社などで1日の就業時間の平均約30%を占めており、それを15%に削減したい考え。より付加価値の高い業務へ集中させて、生産性を20%高める。...
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(2017/4/25 05:00)
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