[ ロボット ]

日本信号、駅構内向け対話型ロボの開発にめど

(2017/4/26 05:00)

日本信号は駅構内でさまざまな案内業務ができるコミュニケーションロボットの開発にめどをつけた。音声対話や多言語対応など必要な機能を磨き上げ11月には完成させたいという。駅業務の負担軽減や無人駅でのサービス向上に貢献する。顔の部分の画面に表情を出し、人工知能(AI)を使った自然な対話で豊かなコミュニケーションを実現させる。

  • 案内ロボットの試作品。多言語対応など機能を磨き上げる

ロボットは卓上サイズで、樹脂のボディーは色を多数用意する。デザインは地蔵をモチーフとし皆に好かれるよう工夫した。首を振る機能を備え、搭載したカメラで話しかけてきた人を認識し、そちらを向いて話す。原則定型問答での対話により、印刷機を使い利用者が行きたい場所への経路を教える、切符の購入方法を教える、といったことをロボットができるようにする。

大型駅のコンシェルジュ役と、無人駅での駅員代わりの役割を担う。乗降客が多い駅構内の喧噪(けんそう)下で...

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(2017/4/26 05:00)

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