[ ロボット ]
(2017/4/26 05:00)
エアロセンス(東京都文京区)とZMP(同)は、自動運転車と有線給電による飛行ロボット(ドローン)の自律飛行を組み合わせたシステムの実現に向けた取り組みを開始した。ドローンの長時間飛行を可能にする。測量や巡視作業の自動化も視野に入れる。
一般的なドローンは蓄電池の制約で長時間飛行することができない。蓄電池の重量で搭載できる荷物の重さも限られる。有線給電にすることでそうした課題が解決できるほか、通信面も改善でき、上空から大容量データをリアルタイムに伝送できるようになる。
ZMPの自動運転車両と組み合わせてドローンを連携して動かすことで空と地上の両方から長時間自動で巡視を行うことができる。
エアロセンスはソニーとZMPが共同出資して2015年に設立した。ドローンの自律飛行とクラウドサービスを組み合わせた産業用サービスの提供を主な業務にしている。
(2017/4/26 05:00)