[ 金融・商況 ]
(2017/4/27 05:00)
みずほフィナンシャルグループは26日、ブロックチェーン技術を活用した貿易取引の実証実験を6月をめどに始めると発表した。関係書類を電子化し、関係者が多岐にわたる貿易取引でブロックチェーンの効果を検証する。
ブロックチェーン上で、日本と海外の顧客間の貿易取引に伴う信用状を電子的に受け渡しする。関係者間で電子的に共有できるため、書類作成や郵送手続きの簡素化が見込まれる。関係者間で最新の状況が共有できる仕組みになり、取引時間の短縮や事務コストの削減も期待できる。
IBMと米R3が開発したプラットフォームを使った実験をそれぞれ行い、効果を検証する。貿易取引では輸出者、輸入者、輸送、保険、港湾、金融機関など関係者が多岐にわたり、安全で早く電子データを共有できるブロックチェーン技術の効果が期待される。
(2017/4/27 05:00)
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