[ その他 ]
(2017/5/9 05:00)
【電子版】先週の注目記事は?(解説付き)
■アクセスランキング・ベスト10(5/1~5/7)
1位 マツダ、クロスオーバーSUV「CX-8」年内投入 国内初の3列シート
3位 大学「稼ぐ組織」へ 東大・名大など転換進む-産学連携は新ステージに
4位 ヤマト、個人向け基本運賃を9月に15%値上げ-総量8000万個減
5位 ノーベル賞期待-高エネ機構、次世代加速器完成 宇宙の謎解明へ
6位 【電子版】独ボッシュ、アイフォーン部品を受注 TDK買収先インベンセンスに打撃か
7位 損保ジャパン日本興亜、300拠点にRPA導入 業務コスト・残業削減
8位 関西電力VS大阪ガス、電力料金-原発再稼働で、値下げ競争再熱
9位 深層断面/コニカミノルタの“モテモテ”IoT戦略 MS・シスコも期待
10位 環境省、大学に宅配ロッカー要請-学生への再配達対策で
■解説:病変を捉えろ! キヤノン・カシオ、デジカメ技術とAIで医療診断支援(5/5)
医療への人工知能(AI)の応用は今、最もホットな分野の一つとなっている。4月下旬に日本IBMが開催した「ワトソン・サミット2017」でも、同社のエリー・キーナン社長がAIシステム「ワトソン」のヘルスケア分野への導入効果を強調。東大医科研の昨年の事例では、2000万件もの大量の医学論文をワトソンが学習し、60代の患者の遺伝子変異を突き止めることで、医師も見逃していた特殊な白血病の診断につながった。 さらに、ワトソンの色識別機能の向上で、ホクロと黒色腫の区別を95%の精度で判別でき、皮膚科による診断の平均を上回っているという。16年には世界全体で1万人のがんの診断にワトソンが使われたとのこと。人間の仕事を奪うのではなく、AIが医師の仕事をサポートしながら医療に貢献する時代を迎えている。
(2017/5/9 05:00)