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(2017/5/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術6月号」は、「部品軽量化のための金型・成形技術と材料技術」を特集する。自動車部品を中心に軽量化ニーズが続く中、金型・成形分野においても軽量化への対応が重要性を増している。軽量化には、「材料を置き換える」「小型・薄肉化する」「複数の部品を一体化して全体の部品点数を減らす」などの方法があるが、それぞれに課題があり、金型設計・製作、成形の段階で高度な技術が必要とされる。
特集では、まず高張力鋼(ハイテン)や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)など軽量化のカギを握るとされる材料の活用動向を紹介。ウルトラハイテンの加工方法として活用が進むホットスタンピング技術や、自動車や産業機器へのCFRP採用事例について解説する。
部品メーカー、金型・成形メーカーなどで開発された軽量化事例も取り上げる。部品一体成形のための板金プレス加工技術やCFRPのプレス成形技術、プラスチック部品を薄肉化するための金型技術、プラスチック部品をさらに軽くする低圧発泡成形技術などを紹介する。
(2017/5/15 05:00)