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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/5/22 05:00)
WILLER TRAINS(京都府宮津市、寒竹聖一社長、0772・25・2323)と丹後王国(京都府京丹後市、伊藤真人社長、0772・65・4193)は、農産品を京都丹後鉄道の旅客列車に積み込む「貨客混載」を6月1日に始める。一定区間を輸送する。農家の作業時間とトラック運搬距離を短縮し、二酸化炭素(CO2)排出量の大幅削減にもつなげる。
国土交通省近畿運輸局などが進める流通業務の総合効率化計画で、農業分野として初めての取り組み。生産者が出荷する農産品を久美浜駅より列車に積載し、峰山駅まで輸送。農産品は丹後王国が集荷し、同社運営の道の駅「丹後王国『食のみやこ』」で販売する。
まずは3軒の農家と始め、1年間で10軒の取り込みを目指す。
従来は農家が、道の駅まで往復2時間かけてトラック輸送していた。久美浜駅まで約12分に短縮する。地方鉄道の輸送力を有効活用し、出荷時間を短縮し農家の生産性向上にもつなげる。
(2017/5/22 05:00)
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