[ 機械 ]
(2017/5/24 05:00)
【名古屋】ジェイテクトは23日、低粘度グリースを採用してトルクを従来製品比で4割削減した自動車ホイール用円すいころ軸受(ハブユニット)を開発したと発表した。ピックアップトラックや大型スポーツ多目的車(SUV)向け。4輪全てに搭載すれば燃費を0・5%削減できる。2019年5月に量産をはじめ、22年3月期に売上高70億円を目指す。
新型ハブユニットは、同社が16年に開発した軽自動車やSUV向けホイール用玉軸受の技術を応用し、グリースの添加剤の配合変更により低トルク化したもの。完成車の鉄道輸送時における振動による軸受の摩耗量も従来品比4割削減でき、ロシアなど寒冷地での輸送にも適する。
(2017/5/24 05:00)
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