[ 中小・ベンチャー ]

犬の健康管理ツール、レキサスが製品化−熱中症、スマホに警告

(2017/5/26 05:00)

  • 犬の健康を管理するハロペiz(レキサス提供)

【那覇】レキサス(沖縄県うるま市、比屋根隆社長、098・921・3800)は、犬の動態や健康を管理する機器「ハロペiz(アイズ)」の提供を始めた。留守中の犬の動きを記録したり、スマートフォンで熱中症の警告を受けたりできる。同社初のハードウエア製品で初年度3000台の販売を目指す。消費税抜きの価格は9800円。自社ウェブサイトで販売する。動物病院向けの経営システムと機器を連携させることも検討している。

ハロペizは腕時計のような形状で犬の首に着ける。加速度センサーで「寝ている」「休んでいる」「歩いている」などの行動を記録する。本体に7日分のデータを保存できる。電池で約3カ月駆動する。また周辺温度を測り、熱中症の危険をスマホに知らせる。専用アプリケーション(応用ソフト)と連携し、日記感覚で健康を管理できる。

将来は同社が開発した動物病院のクラウド型経営システムとの連携を目指す。同システムは全国約150軒に販売しており、ペットの健康管理における獣医師と飼い主のコミュニケーションツールにすることを狙う。収集したビッグデータを活用して、人工知能(AI)による疾病予測も実現する考え。

機器の重さは9グラム。サイズは39・7ミリ×28・2ミリ×8・6ミリメートル。犬種は問わない。アプリは現在、iOSのみに対応。女性をターゲットにしており、製品の形状や色にもこだわった。

(2017/5/26 05:00)

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