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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/5/31 05:00)
超高強度繊維補強コンクリート(UFC)を用いた道路橋用の床版の普及を目的とする「UFC道路橋床版研究会」が30日、都内で設立総会を開き、28社が参加して発足した。UFC道路橋床版に関する技術の開発や普及などに取り組む。老朽化が進むインフラの維持・更新に対応する。
同研究会の会長には、東京工業大学の二羽淳一郎教授が就いた。鹿島や清水建設などの建設会社やコンサルタント会社、メーカーが参加した。阪神高速道路と阪神高速道路技術センターが特別会員として加わった。
UFCは鋼繊維の入ったコンクリート系素材。従来のコンクリートと比べ約4―5倍の圧縮強度を持つ。UFC床版はUFCの超高強度の特徴を生かし、従来の鉄筋コンクリートの床版と比べ薄く軽量化できる。試験により100年以上の疲労耐久性を確認した。
構造物の維持・管理費用を低減でき、ライフサイクルコストに優れる。適用実績はまだないが、実用化段階にある。
(2017/5/31 05:00)
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