[ 機械 ]
(2017/6/1 05:00)
【東大阪】パトライトは積層信号灯へ、工具なしで後付け可能なワイヤレス・データ通信システムを1日に発売する。信号灯下部にねじ込むだけで一体化できる構造。異なるメーカーの機械設備が混在する工場のIoT(モノのインターネット)導入を後押しする。同社は工作機械向け同信号灯で国内シェア80%。この販路を活用し、2018年度にも新製品含む通信システム事業を現状比3倍の売上高3億円にする。
同社主力の積層信号灯「LRシリーズ」に後付けできる。送信機1台と受信機、設置作業含む価格は19万8000円(消費税抜き、追加送信機別途)。プログラマブルロジックコントローラー(PLC)ベースの有線IoTシステム構築に比べ、導入コストは10分の1程度に削減できる。
機械停止や段取り中などの信号灯の情報を発信し、データをパソコンに蓄積。これらの分析で、顧客の作業員教育や切削条件などを容易にする。信号灯は機械上部に設置することが多く、各送信機が中継機能を持つことで信頼性の高い無線通信環境を構築できる。
(2017/6/1 05:00)
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