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[ ロボット ]
(2017/6/2 05:00)
東芝は工場内を移動しながら作業できるアーム型ロボットを開発した。部品を配膳して運んだり、組み立てたりなどの作業に対応する。本体は幅400ミリメートルで狭い通路でもロボット同士がすれ違える。早ければ年内にグループの半導体工場でのウエハー搬送へ導入して機能検証し、早期の市販を目指す。人手不足が続く中、工場内の自動化市場は膨らんでいる。人による作業を補完するロボットの需要は高い。
ロボットは2輪駆動の自動搬送車(AGV)の上に独自のアーム型ロボットを組み合わせた構成。AGVとロボット別々でも稼働する。AGVは床に貼った市販のビニールテープを見ながら走行し、床の2次元コードを確認して速度調整や位置の微調整を行う。このため走行経路や動作の設定が簡単にでき、生産ラインの変更に柔軟に対応できる。
AGV本体には超音波レーザーと赤外線レーザー、バンパースイッチなどのセンサーを搭載。人が近づくと減速する...
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(2017/6/2 05:00)
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