ベンツ日本、Ｖ８直噴エンジン採用した「Ｅクラス」スポーツモデルを発売

• 

メルセデス・ベンツ日本（東京都品川区、上野金太郎社長、０３・６３６９・７２００）は、中核車種「Ｅクラス」のスポーツモデル「メルセデスＡＭＧ　Ｅ　６３　Ｓ　フォーマティック・プラス＝写真」を発売した。Ｖ８直噴ツインターボエンジン「Ｍ１７７」を採用し、従来より少ない排気量ながら高い動力性能を実現した。消費税込みの本体価格は１７７４万円。

エンジン「Ｍ１７７」は、アルミニウム製のクランクケースに鍛造アルミ製ピストンを組み合わせて軽量高強度を実現。この技術などにより先代より排気量が減ったものの、最高出力は先代比２７馬力増の６１２馬力、最大トルクは同５０ニュートンメートル増の８５０ニュートンメートルとなった。

自動運転時代を見据えたシステム「インテリジェントドライブ」も搭載した。ステレオマルチパーパスカメラトレーダーセンサーを使い、先行車を認識して自動で速度調整して車間距離を保ったり、安全を確認して自動で車線変更したりする。