[ 政治・経済 ]
(2017/6/10 05:00)
政府は9日、成長戦略「未来投資戦略2017」を閣議決定した。自動走行や飛行ロボット(ドローン)による「移動革命の実現」など、戦略5テーマを設定。IoT(モノのインターネット)、人工知能(AI)など先端技術を各テーマで積極活用し、次世代スマート社会像「ソサエティー5・0」を実現する構えだ。
移動革命のほか、「サプライチェーンの次世代化」「健康寿命の延伸」「快適なインフラ・まちづくり」「フィンテック」が重点分野。また、分野横断施策として、データ利活用基盤・制度の構築、人材育成の強化、規制改革などを推し進める。規制関連では、従来の規制では想定外だったサービスの試験的実施を認める「レギュラトリー・サンドボックス(規制の砂場)」が目玉だ。
(2017/6/10 05:00)