[ トピックス ]

点検・設備投資(1)車・機械・ロボット、成長見据え拡大基調

(2017/6/13 05:00)

製造業の設備投資が堅調だ。需要拡大にともなう増産投資に加え、ここ数年続いている効率化・生産性向上を向上し、将来の成長を見据えた投資が目立つ。業界ごとに設備投資の動向を点検する。第1回の自動車、機械業界の設備投資は引き続き拡大基調だ。

自動車、新型車・新技術に軸足

  • トヨタは「TNGA」に基づく新型車生産などにグローバルに投資していく(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキーのエンジン組立ライン=トヨタ提供)

乗用車7社(トヨタ自動車はダイハツ工業と日野自動車を含む)全体の2017年度の設備投資額は、前年度比7・3%増の2兆9300億円。ホンダとSUBARU(スバル)を除く5社が前年実績を上回る計画だ。特に新型車関連や生産効率化など、将来の成長を見据えた積極投資の動きが加速している。

トヨタは同7・3%増の1兆3000億円を計画。新設計手法「TNGA」に基づく新型車生産や既存工場の生産効率化に充て、「競争力を磨き直し、良い車作りをさ...

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(2017/6/13 05:00)

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