[ 機械 ]
(2017/6/13 05:00)
日本鍛圧機械工業会(日鍛工)がまとめた鍛圧機械の5月の受注実績は、前年同月比32・0%増の284億4200万円だった。5カ月連続で増加した。プレス系機械、板金系機械がどちらも増え、「5月としてはいい水準」(日鍛工事務局)だった。自動車部品の成形に使うプレスへの投資が国内外で堅調だった。増加率が大きいのは比較する前年同月の水準が低かったため。
機種別では、プレスが同26・3%増の127億8700万円、板金が同38・1%増の88億2300万円だった。
プレスは国内の自動車向けがよく、海外でも米国で車向けに、加圧能力1500トンを超える超大型機の受注があった。板金は国内が同2・0倍だった。
両機種合計は同30・8%増の216億900万。国内が同68・3%増、輸出が同1・2%増だ。輸出は北米が同52・5%増、中国が24・4%増と主要地域で稼いだ。
(2017/6/13 05:00)
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