- トップ
- 科学技術・大学ニュース
[ 科学技術・大学 ]
(2017/6/20 05:00)
お茶の水女子大学はぐるなび創業者の滝久雄会長による10億円の寄付を活用し、2018年に大学内に国際交流拠点を開設する。留学生らの宿泊や国際交流に活用する。滝会長は留学生向け奨学金や若手芸術家支援に取り組んでおり、途上国の女子教育支援など同大の特色を評価した。
国立大は運営費交付金抑制の中、寄付金を含む外部資金獲得を強化している。各大学が特色を生かして資金を集める活動は広まりそうだ。
国際交流拠点「国際交流・留学生プラザ」は4階建てで延べ床面積約2300平方メートル。東京都文京区のキャンパス内の春日通り沿いの遊休地に建てる。遊休地の活用は同大の30年来の悲願だった。
設計は滝会長と親交のある隈研吾建築都市設計事務所。同大と付属学校・園の同窓会からの寄付2億8000万円も開設に充てる。
拠点には、外国からの訪問研究者や留学生の短期滞在宿泊施設、ホールや研修室、食堂、協働スペースを設置す...
(残り:286文字/本文:686文字)
(2017/6/20 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。