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[ エレクトロニクス ]
(2017/6/20 05:00)
リコーは、IoT(モノのインターネット)を使って保守サービスを効率化し、2020年度に国内外でカラー複写機の主要機種でサービスエンジニアの顧客訪問件数を現在の半分に削減する。リコーは19年度までの中期3カ年計画で売上高を追わず、利益重視にシフトする構造改革を表明。売上高の6割以上を占めるオフィス機器分野のコスト削減を最重要課題としている。IoTの活用で人員削減だけでなく、ワークフローも改革し、利益水準を底上げする。
複写機へ複数のIoT機能を順次導入する。すでに米国で、顧客の複写機の操作パネルをリコーのコールセンターから閲覧・遠隔操作し、顧客の操作を支援するサービスを始めた。このサービスを日本でも開始する予定。
複写機とリコーのデータセンターをつないだリモート管理サービス「@リモート」の故障予兆診断の精度も高める。複写機から自動的に部品状態などの情報を吸い上げ、解析し、診断する。
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(2017/6/20 05:00)
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