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[ 科学技術・大学 ]
(2017/7/5 05:00)
東京工業大学理学院物理学系の古林琢大学院生、本橋和也氏(元大学院生)、松下道雄准教授、藤芳暁助教らは、光学顕微鏡で3次元の分子を見分ける分子解像度を得ることに成功した。可視光のみで1個の分子の3次元位置を0・1ナノメートル(ナノは10億分の1)の精度で決定する。既存の最高性能の光学顕微鏡(超解像蛍光顕微鏡)より10倍程度高性能という。生命現象が起きている現場である細胞内を観察する手法であり、生命現象の分子レベルの画像化に道を開くと期待される。米化学会誌電子版に掲載された。
(2017/7/5 05:00)
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