[ 医療・健康・食品 ]

農研機構、自動運転田植機を実演公開−高精度・省力化一段と

(2017/7/12 05:00)

  • 自ら回転しながら自動で田植えをこなす

農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)農業技術革新工学研究センターは、自動運転田植機の開発が一定の水準まで到達したとして関係者らを招き実演会を開いた。一経営者あたりの耕作面積は拡大の一途をたどる。自動運転田植機を早期に実用化し、田植え作業での省力化や人手不足に対応するのが狙い。

革新工学研究センターの付属農場で自動運転田植機は軽快、かつ迅速に苗を植え付けていった。手動で外周の植え付けを行えば、後は自動運転田植機が作業経路を自動作成、自動で往復し苗を植え付けていく。これまでの自動田植機は運転と補助で2人が必要だが、自動運転田植機は監視と苗補給のみ。1人で田植えが行える。

今回は市販の乗用田植機をベースとして高精度な位置決めができる衛星測位システム(RTK―GNSS)、3次元の傾きを計測する3軸ジャイロセンサーなど自機の位置を修正しながら田植えを行う構造となっている。

(2017/7/12 05:00)

建設・エネルギー・生活2のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン