(2017/7/12 05:00)
塑性加工技術の専門展示会「MF―Tokyo2017〜第5回プレス・板金・フォーミング展」(日本鍛圧機械工業会、日刊工業新聞社主催)が12日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。プレス機械や板金機械、フォーミング機械などの鍛圧機械や周辺機器を展示する。過去最多だった2年前の前回を上回る265社・団体が1669小間で出展する。会期は15日まで。
副題には「その先の未来へつなぐ、ものづくり」を掲げた。ファイバーレーザー加工機などの先端技術に加え、IoT(モノのインターネット)を駆使した生産管理技術も見どころだ。機械の保守・点検や故障情報の把握をリアルタイム化するシステムなど次世代のモノづくりを提案する。
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の加工に焦点を当てた講演やシンポジウムなど、併催行事も連日開かれる。また、産学連携企画として、将来のモノづくりを支える学生向けに見どころを紹介した展示会ルートマップを提供する。
来場者は前回実績を超える3万2000人を見込む。
(2017/7/12 05:00)