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[ 化学・金属・繊維 ]
(2017/7/14 05:00)
【名古屋】日本ガイシは13日、東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町)向けに可燃性の低レベル放射性廃棄物を数十分の一に減容する焼却装置を、東京電力ホールディングスから受注したと発表した。処理能力は1日約95トンと放射性廃棄物焼却炉で世界最大級。2020年に完成予定。受注額は非公表。
回転式炉で、復旧作業で出る伐採木や、がれき中の紙・プラスチックなどの廃棄物を連続投入できる。可動式の火格子を階段状に設けた燃焼装置(ストーカ装置)を焼却灰排出部に組み合わせ、燃焼効率を高めた。焼却に時間がかかる伐採木なども燃え残りなく全て灰にできる。
同焼却装置は炉全体を密閉シール構造にして内部を負圧に保ち、放射性物質の漏れを防ぐ。
同社は低レベル放射性廃棄物処理装置で業界首位。国内で28基の納入実績がある。
(2017/7/14 05:00)
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