- トップ
- 商社・流通・サービスニュース
- 記事詳細
[ 商社・流通・サービス ]
(2017/7/18 10:00)
(ブルームバーグ)米フェデックスは17日、子会社TNTエクスプレスは6月に受けたサイバー攻撃で情報システムが完全に復旧しない可能性があり、業績が打撃を受ける見込みだと発表した。
フェデックスが17日の米当局への届け出で、広範なサービス・出荷書類の遅れが続いていると説明。施設は正常に機能しているものの、業務のかなりの部分を手作業に頼らざるを得ない状況だという。
シーポート・グローバル・ホールディングスのシニアアナリスト、ケビン・スターリング氏は「フェデックスにとって最大のリスクは市場シェアを失う可能性だ」と指摘。「顧客は荷物のトラッキングを望むが、フェデックスはそれができない可能性がある」として、ライバルのDHLやユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)がフェデックスの欧州顧客を奪おうとするだろうと述べた。
原題: FedEx’s TNT Reels From June Cyberattack as Damage Lingers (1)(抜粋)
(2017/7/18 10:00)