[ 新製品 ]
(2017/7/25 05:00)
【立川】双明通信機製作所(東京都瑞穂町、荒井眞澄社長、042・557・8470)は、ベクトルインバーターを使ったフルデジタル制御が可能な電磁バレル研磨装置「EBP―17A」を発売した。
回転方向や速度、運転時間などの設定が容易で従来製品に比べ操作性が高い。消費税抜きの価格は280万円。板金加工や切削加工、3Dプリンターなどの加工業向けに拡販し、2020年3月末までに年間100台の販売を目指す。
同装置は、強力な回転磁界を利用し、微細なステンレスピンをワーク(加工対象物)に衝突させ効率よく表面加工する。研磨加工や微細なバリ取りをし、一度に複数のワークを磨く。アルミニウムやステンレス、真ちゅう、銅、スズなど磁性を帯びていない金属や樹脂製品に対応する。
平面的なワークを磨くのが得意な磁気バレル研磨装置に比べ高さのあるワークに対応する。
ワークを入れるアクリルポッドの対応サイズは、直径176ミリ×高さ372ミリメートル。
双明通信機製作所は1954年創業。筐体(きょうたい)設計や精密板金加工などを手がけ、2017年3月期の売上高は約3億1000万円。
(2017/7/25 05:00)
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