[ ロボット ]
(2017/7/26 05:00)
JR東海浜松工場(浜松市)で、東海道新幹線の整備を一般公開する「なるほど発見デー」が開催された。今年1月に浜松工場のリニューアル後、初の開催で約1万2000人が来場。整備用の新型ロボットが初めて公開されたほか、線路や架線を検査する「ドクターイエロー」と呼ばれる車両の見学会などが行われ、子どもたちの人気を呼んでいた。
イベントでは、定期検査で新幹線の先頭車両を再塗装する際、塗装しやすいよう表面をざらざらにする作業ロボットが公開された。新幹線で初めて導入されたもので、6本のアームで自動で行う。先頭車両は形状が複雑で作業が難しいが、ロボットの導入で作業時間は5分の1に短縮された。
JR東海発足30周年を記念した特別イベントでは、ドクターイエローの運転台で新幹線の現役運転士と一緒に仕事を体験できるコーナーが設けられた。愛知県春日井市の岡部航大ちゃん(3)は「ドクターイエローが見られて良かった」と笑顔だった。
(2017/7/26 05:00)
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