ホンダ、新型「シビック」 ９月29日に国内販売（動画あり）

• 

  「シビックタイプＲ」と、寺谷執行役員（右）

ホンダは２７日、乗用車「シビック」シリーズの新型を日本で９月２９日に発売すると発表した。シビックの国内販売は６年ぶり。新開発のプラットフォームに加え、加速と環境性能を併せ持つ直噴ＶＴＥＣターボエンジンを採用。ボディーの低重心化や軽量化により、機敏な走りと高速走行時の安定性の両立を実現した。消費税込みの価格は２６５万３２０円から。月間２０００台の販売を見込む。

新シリーズは、セダン、ハッチバック、スポーツカー「タイプＲ」の３種で構成し、すべて同時開発した。セダンは埼玉県の寄居工場で生産し、ハッチバックとタイプＲは英国で生産し輸入する。

セダンとハッチバックには、排気量１５００ｃｃのＶＴＥＣターボエンジンを搭載するほか、衝突軽減ブレーキや車線維持支援機能などの先進安全運転支援システムを標準装備する。またハッチバックには、６速手動変速機（ＭＴ）も設定した。寺谷公良執行役員は、シビック投入を通じて「ホンダのブランドイメージを高めることで、ほかの車種の拡販にもつなげられれば」と期待を寄せた。